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竜の揺籃:第二回:『 心の泉、心の器 』
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□投稿者/ 徹人 -(2014/05/16(Fri) 07:42:07)
| ゲームシステム:[その他]
●トレーラー 巨人は考える。鋼の脳に水銀の血潮を駆け巡らせて 我は番人、それ以上でも以下でもない鉄塊。 固く閉ざした門の内の秘密は知らぬ、未だ出会わぬ闖入者の名も知らぬ それらは「門を守る」、ただそれだけのためにしか我が望まれていなかった証左 しかし何故憧れる。 安らぎに、恐れに、悲しみに、怒りに、喜びに それらは門を守る一切の営みに関わりない にもかかわらず、日常の安らぎに、襲撃への恐れに、仲間の死の悲しみに、報復への怒りに、勝利への喜びに 何故これほどまでに憧れる 我が神々の作品であるというなら、門番として望まれた被造物であるというなら、「感情」に憧れるというのは欠陥品であるのか そして我が抱くこの思いは「苦悩」という感情なのか? 苦しい…逃げたい…助けてくれ、「マスター」 力なく転がる路傍の石のように、青銅巨人の背中は小さく見えた。 「 あらあなた、人形なのに、人間みたい 」 巨人の小指ほどしかない少女が、まるで可愛らしいぬいぐるみにでも話しかけるように、巨人へ歩み寄った。 「 だったらね、シャムがあなたのマスターになって、助けてあげる。 最高の人形にしてあげる。 」 グランクレストキャンペーン第二話「 心の泉、心の器 」 混沌<カオス>を治め、聖印<クレスト>に到れ。
ハンドアウト
●PC1 レーリス 黒い蛇を追い払うのには成功したものの、今度はヴァイス山の頂上から「平安の霧」が吹き出すようになってしまった。 この霧をまともに浴びた君は深い眠りに落ちてしまう。 夢の中では、体が真っ黒に染まったヴァイス?がその息を用いて島の投影体たちを苦しませ争わせていた。 なんとか止めようとしていた君だったが、ヴァイス?の暴虐は止まらない。 そこに現れたのは銀の鎧を身につけ、銀に輝く剣を持った壮年の男。 彼は君の聖印について意味深に話した後、剣を構えてヴァイスと対峙する。 因縁:銀の剣士 ●PC2 ユナイ 黒い蛇を追い払うのには成功したものの、今度はヴァイス山の頂上から「平安の霧」が吹き出すようになってしまった。 この霧をまともに浴びた君は深い眠りに落ちてしまう。 かつて君は芸術の才能に欠けていたため家族から疎んじられていた。 しかし代わりに魔法の才能を見出され、魔法師の名門ウォラル家に預けられ魔術の勉強に励んでいた。 だがある日、偶然にもエーラムの美術学院で学んでいた兄ブライと悪い形で再会してしまう。 夜遅くまで勉学に励んでいた君は不注意で兄の彫像を壊してしまったのだ。 弁償のため師匠から借りた本を取り上げられそうになった君の前に、幼い女の子が現れ、壊れた彫像を直し始める。 因縁:アルケミストの少女 ●PC3 アズサ 黒い蛇を追い払うのには成功したものの、今度はヴァイス山の頂上から「平安の霧」が吹き出すようになってしまった。 この霧をまともに浴びた君は深い眠りに落ちてしまう。 かつて君は自己鍛錬のためコートウェルズのあちこちを回っていた。 ある日地元住民の依頼と混沌核の吸収のために魔物退治にやってきた君は 順調に仕事を進めていたが 獲物を横取りにやってきたらしい黒い鎧の化け物と会ったことで、予期しない戦いが発生する。 因縁:アイアンメイデン ●PC4 フィーアメリア 黒い蛇を追い払うのには成功したものの、今度はヴァイス山の頂上から「平安の霧」が吹き出すようになってしまった。 この霧をまともに浴びた君は深い眠りに…なぜか落ちなかった。 気がつけば、その場に倒れて眠り込むモンスターたちの中に一人残された君。 どうにかしようと考えていたところに巨大ぬいぐるみと動く鎧、そしてシャムが現れる。 モンスターたちに手を出さない代わりに自分のものになれと迫るシャム。 そこに現れたのが眠りに落ちなかった投影体青銅巨人のトリア。 トリア「 訪問者の皆様、どうか大切な客人を傷つけぬようお願いします。 」 因縁:青銅巨人のトリア
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