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■1096 / 親記事)   『竜の揺籃:登場人物:アントリア伯&アルテル教団』
  
□投稿者/ 徹人 -(2014/04/25(Fri) 10:23:21)

    ゲームシステム:[その他] 

    2014/07/18(Fri) 23:59:08 編集(投稿者)

    ●キャラクター(アントリア伯&アルテル教団)

    ・『竜殺しの勇者』デルムッド子爵
    クラス:ロード スタイル:セイバー

    「 邪悪で凶悪、劣悪で最悪なドラゴンとその金魚のフンどもめ!! 勇者デルムッドの英雄列伝の行間に端役としてその名を刻みつけてくれるぜぇっ!! 」

    外見:派手な青いマント、羽根のついた兜、ツンツンの金髪。おとぎ話の勇者様をモチーフにしたような恰好の剣士。

    アントリア伯爵ダン・ディオード配下の将軍。伯爵の甥に当たる。エリアーデと同じくブレトランドの英雄エルムンドの末裔であり、竜退治の冒険譚にあこがれているという。
    ダン・ディオードがアントリア子爵の地位を簒奪した後に、子供のいない彼が養子にしたため次期アントリア伯の有力候補とされる。
    セッションではランフォードと交戦中のウィンザレア男爵イリア・マーストンの援軍として登場し、奇襲を目論んだクレア姫を迎撃した。
    ちなみにイリアとはいとこ同士の関係。またヴァレフール陥落後に降伏したヴェラを受け入れる。
    トイバルの手で投影された魔王ベールメイアと相対する。

    基本的には善良な人間で、特に女子供には甘く気さくな男。「ダン・ディオード伯は好きではないが彼が後継者なら支持する」という人もいるほど。
    ただし魔物(投影体でも見た目が凶悪な連中)に対しては苛烈で、魔・即・殺の精神の持ち主。

    突撃の人で政治方面には疎いものの、策謀家である伯父アントリア伯爵の考えには時に疑問を覚えてはいる。
    しかし彼についていけば、初めは苦しくても結果的には皆幸せになれると信じている。
    そして無知であっても愚昧な人物ではなく、人を見る目はある。
    それ故にいささかの不安を覚えることこそあれ、裏切りの危険がないためアントリア伯爵からの信頼は高い。


    ・『ヴァレフールの盾』ヴェラ・インサルンド
    ヴァレフール伯の一族。ワトホート、トイバルの異母妹。ヴァレフール陥落後にデルムッドに降伏し現在はアントリア伯の将軍となっている。
    デルムッドとはけっこういい仲になりつつある様子。


    ・『オーディンの体現者』ヒサギ
    「 俺は俺の道を貫く、だからお前はお前の道を貫け だが、俺と同じ道を征くなら行き着く最果てまで連れていってやろう! 」

    容姿:白い髪を持ち、鋭い目つきをした青年。隻眼というわけではないがオーディンをならって片目を常に隠している。本当に強い敵と戦う時だけ外すという。
    八本足の黒馬の投影体「スレイプニル」に乗り、長大な槍グングニルを振るう。

    アルテル教団の若き指導者。既に現役を引退し世界と一体化した者たちを除けばコートウェルズでも屈指の実力を持つアーティスト。
    そのことは腕試しで竜王イゼルガイアからその牙の一本を折り、持ち帰ったという話からも読み取れる。
    ヴァルハラ界の神王オーディンをモデルにしたレイヤー:ヒロイック。
    勇敢だが知恵の神でもあるオーディンを習い、知識も磨いており、交渉術にも長ける。
    高速で移動できる投影体の馬スレイプニルを駆ることで世界の様々な場所を旅しているためコートウェルズ以外の場所の知識も豊富。
    凋落をたどっているアルテル教を復興し、迫害され恐れられる邪紋使いたちの国家を作る野望を秘めているからであると言われている。

    元は政争に敗れて聖印を奪われコートウェルズに追放されたロードの一族であり、ロードありきの世界を少しでも変えたいと思っている。
    師はシュトルデリス。アズサやナギとは幼なじみで兄貴分。3人の中ではリーダーであり先輩でもあるポジション。



    ・『小鳥姫』ナギ・アマツ
    「 ナギはヒサ兄やアズ姉に恩返しするのっ! 」「 ナギは弱いけど、弱いのが強みだから! 」

    白い羽、白い髪、青い瞳、色素の薄い肌、成人しているが子供のような体型と背丈の鳥型のライカンスロープの少女。

    生まれついての邪紋使いで、一般人にとっては気味の悪い翼を持つ容姿から幼い頃に人買いに売られ、金持ちに買われて籠の中に入れられ、見せ者にされていた。
    髪肌の薄い色素や成長しない体は見せ物時代に劣悪な環境に置かれていたからである。
    コートウェルズに「商品」の買い付けに来た金持ちに連れてこられた際に、修行時代のヒサギとアズサによって救い出される。
    彼女は鳥をはじめとした多くの獣と話をし、意志を通わせられるためそれでもって助けを呼んだのである。
    ヒサギやアズサに懐いており、アーティストの生き方をまだ手探りで学んでいる状態であるため、ひとまずはヒサギの野望を助けるために行動している。
    戦いはとても苦手で引っ込み思案だが、動物との会話能力と飛行能力を用いて斥候やスパイとして活動する。
    現在は聖印教会のスパイ活動をひと通り終え、奉竜島の拠点へ帰還するが、島では聖印教会と火花を散らし合っている状況になっており苦労しているようだ。



    ・『海竜』シュトルデリス
    アルテル教の解脱者(ここでの意味は邪紋を練り上げることで人の肉体を離れ、自然そのものに生まれ変わった者)。
    元レイヤー:ドラゴンの邪紋使いで、かつてはブレトランドの英雄エルムンドに従って各地を転戦していた。
    大毒竜ヴァレフスとの戦いや、宝剣ヴィルスラグの探索などの英雄譚で知られる。
    国家ではなくエルムンド個人に仕えていたようで、彼が亡くなると求道の旅に戻る。
    最終的にはコートウェルズにて鍛錬に励み、その結果その肉体を完全な竜として生まれ変わらせた。
     
    現在はコートウェルズ近海に住まい、後進の邪紋使いたちへ道を示している。
    世俗のことに興味を持たない者が多いアルテル教徒の中にあって、「世俗も大きく動けば大地を震わせ海を荒らす」とその動向に睨みをきかせている。
    特に最近コートウェルズにも流入しつつある聖印教会に関しては常に警戒を払っており、将来的な脅威になるのではないかと危惧している。
    アズサの大先輩であり、彼の世話になったことも多い。
    300年前にエルムンドとともに竜の揺籃に攻め入り、トリアの兄弟を破壊したらしい。


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